【現代文】誰にでもできる!簡単なのに効率のいい現代文の勉強方法!

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皆さんこんにちは武田塾の高田です!
今回は現代文の勉強法を解説していきたいと思います。

まず、そもそも現代文とはどのような科目なのかについて話していきます。
皆さんどうでしょう、現代文は勉強しても成績伸びないんじゃないかな?と不安に思う人が多いのではないでしょうか?

現代文は正しい勉強法をみんな知らない、そして現代文の勉強をそもそもしてない人が多いので現代文が苦手と感じてしまったり、なかなか点数が取れないと悩む受験生が多いと思うのですが、安心してください。現代文は正しい勉強法を知り、1日1分でもしっかりコツコツと演習をしていけば成績は伸びていきます。

今回は、今、現代文の成績が低いのはやってないだけだよ!大丈夫だよ!ということをまず伝えたいなと思います。
そして、現代文を効率よく勉強する方法についても解説していくので、是非参考にしてください。

現代文の特徴と使うべき参考書

まず、現代文の1つの特徴としては暗記の要素が少ないことがあげられます。
本文に答えが載っていてその該当箇所をきちんと読み取れるかという点が重要になってくるので、現代文の成績や実力を上げるために大事なのは現代文の本文の正しい読み方と正しい解き方を学ぶことなので、読み方や解き方が詳しく書いてある参考書で勉強をしていくべきなんです。

実際に武田塾の参考書ルートではそういった解説が詳しいもの選んでいるので、そういった参考書をぜひ使ってみてください。
▶武田塾ルート【現代文】|おすすめの参考書一覧

現代文で絶対にやってはいけない勉強法

ここでは現代文で絶対にやってはいけない勉強法の話をしたいと思います。
現代文で絶対にやってはいけない勉強法は「解きっぱなしにすること」です。

特に現代文は12345の中から本文の内容と合致するものを1つ選びなさいなどのマークの問題がすごく多くて、こういった形式の問題って受験生の皆さんなんとなくや雰囲気で解いてしまっていませんか?

実際、僕自身も高校生の頃本文読んで選択肢見てこれなんとなく2番っぽいなみたいな感じで選んじゃってました。それで当たった時はヨッシャー当たったちゃんと読めてる!と思っていたのですが、それはあくまでなんとなく雰囲気で解けてしまっただけであって正しく本文を読めた証拠でもないし正しく解けた証拠でもないんです。

現代文を勉強するときや解く時の理想の状態というのは「自分でちゃんと理由や根拠を持って正しく読み正しく解くこと」なので、解きっぱなしにする人は成績が伸びないです。

なんとなく解いて当たったなんとなく解いて外れたの繰り返しになり、実力が身につくわけでもなく、成長するわけでもないので意味のない勉強になってしまいます。

現代文を勉強するときは、解説をきちんと読んでどうしたら正しいプロセスで正解できたのかを振り返ることが最低限のルールです。現代文の全ての参考書に共通する点として、初見で正解した問題も間違えた問題も含めて全て解説をきちんと読み、正しいプロセスで自分よりも現代文が苦手な人に説明できるレベルまで復習をしてください

この問題はこういう風に回答根拠を探せば本文の何行目に回答根拠が見つかって、1番2番3番の選択肢はここがまずくて4番の選択肢はその見つけた回答根拠と一致するから正解なんです!などのように、解き方を説明できるレベルまでやっておくと現代文はどんどんどんどん得意になっていきます。

繰り返しになりますが現代文の答えは本文に書いてあります。問題用紙を開けて初めて対面する文章でその本文の中から答えを見つけられるかどうかを測るそんな特殊な科目なんです。

現代文の科目の本質は?

ここで現代文の科目の本質について考えてみましょう。

当たり前なのですが、現代文にはその文章を書いた著者がいます。その著者は世の中に何か発信したい自分の主張やメッセージ・言いたいことがあって本や文章を書いたはずなんです。そしてその著者と読んでる受験生の間に入試問題を作る作文者がいます。この作文者は普通は文章を書いた人とは別の人です。

例えば、大学の入試問題を作る人が間にいるとすると、その人は受験生がその筆者の主張やメッセージや言いたいことを正しく読解できているかどうかを見抜くために問題を用意しているのです。

そのため、問題になる部分っていうのは筆者の主張やメッセージや言いたいことが含まれている可能性が高いです。本文を読むときに筆者の主張やメッセージに気づけるようになると現代文が得意になってきたと言える1つの基準ととらえてもいいでしょう。

この文章って多分こういうことが言いたいんだろうな、ということに気がつけるようになるまで文章の読解を頑張ってください

現代文を勉強するうえで1番大事なのは「日本語のルール⁉」

まず現代文を勉強する上で1番最初に学ぶべきは日本語のルールです。

「日本語のルールって何?」
「普段日本語使ってるよね?」

と、みんな思うかもしれません。でも、実はみんなが意識できていない日本語のルールっていうのがまだまだ存在するんです。

例えばこういった日本語のルールは「0から覚醒はじめよう現代文」や「田村やさしく語る現代文」などの参考書を使って学ぶのがおすすめ。日本語も英語同様に助詞1つが変われば文章の内容も変わってくるんです。これはみんなが普段から意識してないだろう日本語のルール。日本語のこういう面白いところは実は入試問題に絡んできたりするんです。

今度は助詞ではなく、接続詞で行ってみましょう。

例えば、「しかし」という接続詞があったとします。今紹介した2冊の参考書には「しかしの後ろは大事なことが出てくる可能性が高い」ということが説明で載ってたりします。これはなんでなのか考えてみましょう。筆者は前述のように何か伝えたいメッセージがあって文章を書きます。そのため、「しかし」の前には一般的な考え方が来る可能性が高いんですね。

みんなはこういうかもしれない、今まではこうだったかもしれない、他の国ではこうかもしれない、「しかし」私はこう思う。これからはこうなんだ。この日本ではこうなんだ。などのように、「しかし」という言葉は逆説の接続詞で前の内容を否定して自分の伝えたいことを言う時によく使われます。このようになんで「しかし」の後ろは重要なことが来るんだろうかと疑問に思うだけで、筆者の主張やメッセージに気づきやすくなるのです。

漢字の勉強法

次は漢字の勉強についてです。

大学受験で漢字なんて配点低いじゃないかなどど思う受験生もいるかと思うのですが、そのまま入試に漢字が出る大学だったら点数に直結するので意味はあります。ただ、漢字が出ない大学を受験する受験生だったとしても現代文の文章を読みやすくする上で漢字の勉強はやっといてほしいです。

漢字は語彙力の強化につながるのです。
漢字の勉強は「入試 漢字マスター1800+」をぜひ皆さんに使ってほしいです。この参考書だと漢字を覚えるのと同時に漢字の隣に意味が書いてあるので、その意味とセットで覚えれば皆さんが普段日常会話で使わないような現代文の文章でしか出てこないような語彙をどんどんどんどん増やしていくことができます。

例えばこちら「教授」という漢字。皆さん意味って分かりますか?

普段、日常会話ではなかなか使わないですよね。例えばこういう意味が分からない感じが出てきた時に現代文の文章を読んでいると「うっ」となりますよね、なんか意味わかんない!と。そして、それを補う形で勉強を進めていくと思うのですが、例えば入試 漢字マスター1800+にはこの「教授」という漢字には「受け入れる」「芸術などを味わい楽しむ」などの意味も一緒に書いてくれています。そこで漢字と漢字の持つ意味をセットで覚えていくことで「教授」という言葉が今度文章に出てきても「あ、これ知ってるやつだ!」と分かるようになるのです。

漢字の勉強をするときは、入試 漢字マスター1800+のように漢字と意味がセットになってるようなものをやるようにしましょう。

テーマやキーワードの勉強

実は現代文では頻出のテーマがあるっていうのをご存じでしたか?
例えば科学や言語・近代についてなどは、模試とかでもよく見るなあというテーマがありますよね?これが現代文頻出のテーマと言われているものです。

ここでは「現代文キーワード読解」とか「ことばはちからダ!現代文キーワード」などの参考書を使って勉強していくことをおすすめします。上述した頻出のテーマをしっかり勉強してそのテーマごとによく使われるキーワードを勉強することができれば、実際に入試でそれらの文章に出会った時に「またこのテーマ来たか、この文章多分こういう話になるだろうな、こういう展開になるだろうな」という風に予測しながら文章を読むことができます。

現代文の演習をするための問題集っていうのは問題の解き方や復習の仕方が受験生ごとでバラバラになるのですが、やっぱりいいやり方をしてる受験生とそうじゃないやり方をする受験生でものすごく差がつくので正しいやり方を身につけるためにも、「大学入試問題集 柳生好之の現代文ポラリス[1 基礎レベル]」「入試現代文へのアクセス 基本編」などの参考書を活用して、共通テスト以外はまずは文章全体の言いたいことを掴む練習をしましょう。

現代文の勉強方法とおすすめの参考書|まとめ

最後に、現代文の記述です。

現代文の記述でよくある失敗としてはABC3つの要素が必要なのに、Aについてだけ長く詳しく書いてしまい結局Aの部分しか点数が入らなくてBCが0点になてしまうというパターンがあります。採点基準がABCの3ポイントだ!と把握することができたら、Aは20字・B20字・C10字で50字の答案を作ります、などのような感じでバランスよくまとめることができるようになると点数も安定してきます。

このような練習を通して現代文の記述の対策も参考書を使うことで独学でバッチリできるので頑張って対策をしていってください!

日本語のルールやキーワード・漢字の勉強とかから始まり、設問1問1問の解き方やアプローチをしっかりと復習することが現代文の成績を伸ばす鍵です。高いレベルになると要約の練習や記述の練習も入ってきます。現代は大変だと思うのですが、正しいやり方をすれば誰でも成績が上がる科目です。

今、現代文の成績が低いのはやり方を知らずにそもそも現代文の勉強を始めていないからだと思います。
正しいやり方を知って今すぐ勉強をスタートすれば間違いなくできるようになる科目ですので、皆さん頑張ってください!

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